田舎育ちのオヤジが走る走る

田舎生まれで田舎育ち、そして移り住んだ所もちょっと田舎、そんなおやじがマラソンに目覚めて、毎日ではないけれど適当に走りながら思った事を書いてみました!

四国八十八ヶ所巡り30日目

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6月28日

  昨日の雨は、すっかり止んでいます。

 

  四国で迎える最後の朝か?

 

  皆様お早うございます。

  昨日の野宿した遍路小屋です。

 

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  2階建てになっとります。

  大雨や風の強い日以外は、それなりに野宿が出来ると思いますが、トイレが無いので水道も無い。

  寝るだけならOK 。

  そんな遍路小屋です。

 

 

 

  ホントに最後の四国。

  5時50分出発です。

 

 

 

 

 

  空海庵 遍路小屋から、およそ25分トイレを借りようと9番寺、法輪寺に寄りました。

 

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  なりやら本堂、大師堂を工事らしき事をしていました。

 

    お寺の営業(営業って言うのは違うと思うが?)が始まる前に間に合わせようと言う感じでした。

  

  そう言えば私、の辺のお寺は写真、山門しか撮って無かったので、1番寺、霊山寺に帰る道ながらにあるお寺だけても本堂の写真を撮ろうと思い付いた。

 

  そのぐらいでないと、この辺は写真に残す様な場所も風景も無いのであ〜る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  唯一、朝ですのでこんな風景がま撮れした。

  今日は、雨は大丈夫でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  7番寺、十楽寺。

 

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  そうや!

  そうや!

  こんなお寺やった!

 

 

 

 

 

 

  6番寺、安楽寺。

 

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  速いもので、もう1ヶ月あと1ヶ月経てば完全に忘れてそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:kodokonorun:20190729175150j:plain   最初の日の野宿、ここですれば良かった。

  知っていれば間違い無く、ここまで来たのに!

  でも、やっぱりトイレ、水道は無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  こっちの遍路小屋の方が、1日目の距離的には良いのだが、遍路小屋の中を見て、

        「なんじゃ!」

        「こりゃ!」

  チョツト、違う意味で泊まるのは?

  でも寝るだけなら、泊まれるだけでも有難いか!

 

 

 

 

 

 

  5番寺、地蔵寺。

 

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  この地蔵寺の駐車場に有るお遍路さん休憩所に1人の男性が椅子に座っていた。

  私は、

         「おはようございます。」

   椅子に座ってる男性も、

         「おはようございます。」

 

          「あれ?」

 

          「あれ?」

 

          「旅館の?」

 

  なんと、その人は私が四国に来て3日目の日、お世話になった名西旅館 花の旦那さんだった。

        「何してるんですか?」

        「こんな所で?」

  旦那さん、

        「今、暇やねん。」

  私は、悟った!

  はっは〜ん、場所的に営業かけにきてるな?

  その辺の歩きお遍路さんに話し掛けて、旅館に泊まって貰おうと。

 

 

   それから5分程、雑談を2人でして最後にお世話になった御礼を言って別れました。

 

  こう言う所で、それも四国最後の日に四国でお世話になった人と再会するなんて運命めいたものを感じます。

 

 

 

 

 

  3番寺、金泉寺。

 

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  このぐらいから、

          「あと四国のお寺も3ヶ寺で見納めか。」

と、感慨深くなって来た。

 

 

 

 

 

 

  そして、あと2ヶ寺。

  2番寺、極楽寺。

 

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           「どうしよう!」

           「あと、1ヶ寺で終わってしまう。」

           「ホントに、ホントに終わってしまうのか?」

 

 

 

 

 

 

  そして、ホントに最後のお寺。

  1番寺、霊山寺。

 

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  何故か霊山寺の本堂、大師堂の記憶が無い。

  きっと始めのお寺で慣れてなかったので、アレもせなあかん、これもせなアカンでテンパっていたんでしょうね。

 

 

  今日の今までのお寺は山門をくぐって本堂の写真撮ってただけですけど、霊山寺は御礼参り。

  チャンと気合い入れてお経を上げました。

 

 

  そして納経所へ行き、

        「今、戻って参りました。」

と伝えると、昨日の大窪寺の対応とさほど変わらなくアッサリとした対応で、

       「あっ、そうですか。」

       「おめでとうございます。」

       「ご苦労様でした。」

って、言葉で言えば充分なのですが。

 

  なんか、こう、もっと、盛り上げて下さいよ!

  

  まあ、納経所の皆さんは、私1人じゃなく何百人、何千人と88ヶ寺回った人を見て来てるので、しょうが無いちゃしょうが無いんでしょうが。

 

 

  そして、ついにこの南無大師遍照金剛と背中に書いた白衣を脱ぐ時が。

 

  ここからは、お遍路とは関係無くただフェリー乗り場に向かうだけ。

 

        「さらば、お遍路。」

        「さらば、88ヶ寺。」

 

 

 

 

 

 

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  この徳島駅前もこの旅で3回も通りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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   フェリー乗り場到着時刻は16時20分。

  そして、ついに四国の土地からも離れる時が。

 

 

  苦しかった事も、シンドかった事も、キツかった事も、痛かった事も、私にとっては全然平気でした。

 

  そりゃ!その時は苦しいし、シンドかったったけど、やりたい事やってる!

自分がしたいからやってるって言う満足感が有りましたので。

 

  挫折しそうになった事は、はっきり言えます。

 

        「無いです!」

 

  ただ、精神的に愛媛県のお寺回ってる時は辛かったです。

 

  高知県のお寺とお寺の距離の長いのは、遍路途中で覚悟が出来たのですが、愛媛県に入っても終わりが見えない遍路旅に心が折れそうになりました。(これも、言葉だけで私の心は決して折れません。でも、辛かった事は確か。)

 

 

  

  私にとって八十八ヶ所巡り、遍路旅は

         楽しかった!」

 

  元々、山を駆け巡るのが大好きですし、新しい事にも挑戦出来て、特に人生初の野宿。

  今まで見えて無かった世の中の1つを見た様な気がします。

 

 

  本当の本当は早く四国回るのも良いですが、やっぱりユックリ何から何までチャンと見たかったです。

   そんな事言ったら私の場合は四国お遍路に丸1年掛かるかも?

 

  今日のトータル移動距離、38kmでした。

 

  まだまだ書きたい事もあるのですが、あまり長くなりすぎてもなんですので、ボチボチ辞めます。

 

  次の機会、次の次の機会のブログでまた書きます。

 

  四国お遍路も終わった事なのでブログの方も3日程休みます。

 

  それでは、このブログに付き合ってくれてる皆様ありがとうごだいました。

 

  そして、応援してくれた人、心配してくれた人、本当に感謝しています。

 「ありがとう、ございました。」

 

  ボチボチと、また会いましょう。

 

 

  今日は、まだ寝ません。

  フェリーの中です。