6月24日
おはようございます。
5時起床。
旅館の朝食は7時ですので、2時間も時間がある。
久しぶりにテレビのニュースなど見ながら出発の準備。
それでも余裕で時間があるから、スマホでネットニュースなど見てました。
四国に来てから、ネットニュースなんか見るの初めてでは無いだろうか?
やっぱり朝ごはんは、白飯です。
私はずっと朝食はご飯派です。
朝食も何も、パンはあまり食べません。
嫌いって、ワケでも無いんですが米が好きなのです。
ジャムパン、あんぱん等の菓子パンは特に食べません。
サンドウィッチやハンバーガー、惣菜パンは食べます。
しかし四国に来てからは、そんな事を言ってられないので、クリームパンやバターロールパンやらをコンビニで買って食べます。
パンがおにぎりや弁当に比べて軽いし、暑い日でもいたまずに日持ちしそうだからです。
美味しい白飯(白飯言っても結構納豆とか、生卵とか掛けてますけどね。)の朝食を食べて7時15分に藤川旅館さんを出発です。
今日、最初のお寺神恵院(じんねいん)は旅館から歩いて15分ぐらいの所です。
向かっている途中、すれ違った仕事に出勤途中の30前ぐらいの女性に、
「おはようございます。」
と、挨拶したら
「おはようございます。」
と、挨拶を返してくれて、
「歩きお遍路さんですか?」
「大変ですね?」
「どちらから、おいでですか?」
などなど、色々喋り掛けてくれました。
男の私としては。
こりゃ!朝から縁起が良いや!
って、やつですね。
お姉さんと喋ってるうちに、すぐ着きました。
68番寺、神恵院
と、69番寺、観音寺。
そう、ここは同じ境内に2のお寺があるのです。
1回に2つのお寺のお参りが出来るのです。
移動時間0分です。(0分て事は無い。同じ境内の中でも、やはり1〜2分は掛かる。)
こっちが神恵院の本堂です。
こっちが観音寺の本堂です。
次の本山寺まで5km。
財田川の堤防を走って着いた。
70番寺、本山寺。
ここで話し好きのオジいちゃん捕まりそうになったが、そうそうに話を切り上げて次の弥谷寺(いやだにじ)へ。
今日にとっては、距離が1番あって11km。
ボチボチ走って、ボチボチ歩いて。
71番寺、弥谷寺。
ここでも山門潜ってから、どんなけ階段登らすねん?
いや!
境内入っても、どんだけ階段登らすねん?
山頂では無いけど、山の中の境内の広い大きなお寺って言う感じでした。
山の中の近道を通って次の曼荼羅寺へ。
山の中の道でも、ほとんど上り坂は無いので楽です。
弥谷寺に行くのに、だいぶ上り坂や階段登らされているので、正直上り坂があったらキツかったと思う。
弥谷寺から4kmほどかな?
72番寺、曼荼羅寺。
曼荼羅寺、どこが山門か分からずに勝手にお寺の裏から入りました。
この曼荼羅寺の近くでうどん屋さんがあったので、参拝が終わってから入って見ると、うどん屋はうどん屋でも、うどんの食べ物屋さんでは無くてうどんの麺を贈り物や配送を専門とする店でそこがお遍路さんの接待所として場所を提供して、おまけにうどんをお接待としてお遍路さんに提供してくれているのです。
もちろん、普通のうどん屋さんと勘違いして入りましたけど、うどんのお接待を受けました。
お腹が空いてたので、助かりました。
曼荼羅寺周辺には、お店らしいお店は何1つ無い様な所でしたので。
曼荼羅寺から800mと表示されてましたが、私の感覚では300mぐらいにしか感じませんでした73番寺、出釈迦寺(しゅっしゃかじ)。
四国は、八十八ヶ所は当然の事至る所にお大師様の銅像があります。(出釈迦寺にも、大きなお大師様の銅像がありましたが、写真には撮ってません。)
出釈迦寺から、下りる時に見えた景色です。
綺麗なので撮りました。^_^
この辺は、こんなモッコリ風のお山が多いです。^_^
着いた時これまた、どっちが裏門でどっちが山門か分からずに、裏門から入った。
74番寺、甲山寺。
次も、1.5km程しかない善通寺へgo 。
今日はこの辺で堪えといたらあ!
75番寺、善通寺。
善通寺、境内広過ぎ建物多すぎ境内の中で迷子の私です。
どこに本堂有るのですか?
実は言うと時間的には、まだ前に進みたい所ですが、この先野宿スポットが見当付かないので、善通寺さんを通じて善根宿を紹介してもらいました。
ってなワケで今日の寝床は善通寺近くの善根宿です。
善根宿は善根宿でも、ここ普通の一軒家で
す。
使われなくなった空き家を善根宿として貸し出してる様です。
あと、テレビと洗濯機があれば何の違和感も無く普通の家にいるみたいです。
この広い(広い言っても家自体はそんなに大きくはない。)家に、今日も私1人です。
誰か一緒に泊まろうよ!
この善根宿に着いた時1つの約束事があって、それがこの家の家主の方にこの善根宿に有る黒電話で連絡を入れる事でした。
善根宿に着いて、ひと息ついて電話しました。
家主さんは、どうやら高齢の女性の方でした。
とても良い人そうな感じで、色々と教えてくれました。
ただ、この人も話に飢えている人でした。
長い長〜い長電話の始まりです。
オマケにご高齢の為、ちょっと記憶力が?
何度も同じ話になってしまう。
自分でもその事は分かってらっしゃる様で何度も
「この話はしましたかしら?」
そんな事を最後の方は良く仰られていました。
そして、最後の方の話はお大師様愛の話と、KUKAIの書籍の話。

Kukai the universal―Scenes from his life
- 作者: Ryotaro Shiba,武本明子
- 出版社/メーカー: ICGミューズ出版
- 発売日: 2003/06
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この本です。
司馬遼太郎先生が書いた本で、その英訳版です。
英訳されたのが、ここの善根宿の家主さんです。
司馬遼太郎先生の本は私、若い時結構読んでるんですが空海の風景はまだ読んでませんでした。
時間が出来れば、また読もうと思う私でした。
ボチボチ限界が来たようです。
寝ます。
今日のトータル移動距離、32kmでした。
善根宿ながら、お風呂も入れましたし気持ち良い状態で寝れます。
お布団もあるのですが、使うとまた片付けなければ行けないので畳の上に座布団を引いて、その上に寝袋で寝ます。
本当に眠いです。
それではボチボチまた明日。