田舎育ちのオヤジが走る走る

田舎生まれで田舎育ち、そして移り住んだ所もちょっと田舎、そんなおやじがマラソンに目覚めて、毎日ではないけれど適当に走りながら思った事を書いてみました!

ナメクジで思い出した旅の思い出

スポンサーリンク

6月3日

 おはようございます。

 今日は曇り空。

 雨は降りそうにはないんですけど、かなり暗い曇り空。

 まあ、まだ走れ無い私にとってはあまり関係ないんですけど。

 

 私の住む関西地方ももうすぐに梅雨入りする事でしょう。

 梅雨といえば想像するのは、アジサイ、カタツムリ、ナメクジと言ったところでしょうか?

 

f:id:kodokonorun:20200603190238p:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私が、四国八十八ヶ所巡りをしていた時から早いもので、もうちょうど1年が経ちました。

 そう私は、ちょうど梅雨時にお遍路さんをやっていたのです。

 しかし、四国に出発する前にTVの天気予報では今年は空梅雨だと言われていたのでラッキーだと思いながら出発したのを憶えています。

 

 でも空梅雨だと言っても、四国は元々雨の多い地方みたいで何日も大雨の中レインコート着いの傘を差しいのしながら走っていました。

 

 4日前のarakannkoalaさんの『マリーゴールドvsなめくじ』のブログ記事を読んでいて思い出しました。

 

arakannkoala.hatenablog.com

 コアラさん、すいません勝手に転載させてもらいました。

 

 

 なめくじに関する旅の思い出。

 かる~く書いてみます。

 1年前の四国八十八ヶ所巡りのブログには書いて無いです。

 

 

www.kodoku.work

 

 

 四国八十八ヶ所巡り12日目の高知県にある七子峠を登りきって峠付近にある村を通っている時、一人の老婆が田圃で農作業をしている様に見えました。

 しかし、見た感じでは農作業をする様な服装はしていなかったです。

 

 そのおばあちゃんはかなりの高齢で年齢は、そうですね80~90ってところに見えました。

 農作業する姿も

    「ヨボヨボで大丈夫かいな?」

って言うレベル。

 

 せっかく、自分の見知らぬ土地を旅している私ですので、これも経験だと思いそのおばあちゃんに話し掛けてみました。

    「何、してるんですか?」

 すると、そのおばあちゃんは私にコーヒカップ大ぐらいガラスの空瓶を見せて来ました。

 私は、その空瓶を一目見ただけでは何か分かりませんでした。

 

 少し間をおいて、おばあちゃんが言いました。

    「作っている野菜に悪さするから、ナメクジ取ってんねん。」

 (たぶん、こんな大阪弁は話してなかったと思うし、作っていた野菜も衝撃過ぎるものを見てしまったのでおばあちゃんの話し方も何の野菜だったのかも覚えていない。)

 

 そのおばあちゃんの話を聞いてよくよくガラスの空瓶の中を見ると空瓶の中には何十匹という小さなナメクジが!

 ガラスの空瓶の中に張り付いていました。

 そして、その老婆は小さなナメクジを手袋もつけず素手の指先でつまんで取ってガラスの空瓶に入れていました。

 

 私は、表情には出しませんでしたけれど、その何十匹も入ったナメクジの空瓶と素手でナメクジを取ってる事実を知ってかなり動揺しましたし、ある意味恐怖を感じました。

    『もしかして、話し掛けてはマズイ人に話し掛けてしまった?』

 

 私の悪い予感は当たってしまいました。

 

 

    それから、その老婆の話は止まりません。

 それも、見ず知らずの私に隣の人が私の家の悪口を村の人に言いふらしているとか自分の家がリフォームしてから近所の人が妬んで悪口をいっているとか、人としてネガティブで近所の人の事を悪く言う話ばかり。

 そんな話を延々とループして話してくる。

 

 そして、次に出て来た話は私は若い頃、大阪で仕事に出ていてその仕事をしている会社の息子さんにプロポーズされたと言う自慢話。

 その自慢話をまた延々とループしながら話続けていました。

 

 結局、その自慢話を聞いてもその社長の息子さんとは結婚しては無かったみたいですけど。

     『自慢するぐらいに良い話だったら、なんで結ばれてないねん?』

と、心の中だけでツッコんでました。

 

 

 そんな、私と老婆の姿を通りがかりの村の一人の女性が憐みの視線を送りながら通り過ぎて行きました。

 

 その老婆の話を聞き続けていたら日が暮れてしまうと思った私は、話し続ける老婆を適当にあしらって(無視して?)20分ほどしてから走り逃げました。

 

 そして、走り始めて直ぐにたまたま私に憐みの視線を送っていた女性の家の横を通ったのでした。

 女性は、他の家族と家の庭で何かの作業をしていました。

 そして、私の姿を見て声を掛けてくれました。

      「大変でしたね。」

      「話、長かったでしょう。」

      「エライ人に捕まりましたね?」

 

 私は、

      「ハイ、大変でした。」

とだけ言い、軽く会釈してまた走り出しました。

 

 心の中で考えました。

     『あの、おばあちゃん村の中でも皆に厄介なおばあちゃんとして有名なんやろな。』

     『誰彼無しに、話し掛けるもんちゃうな?』

     『気い付けよ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 懐かしいなあ~。

 

 また、機会があれば四国八十八ヶ所巡りに挑戦するのも有りかな?

 最近、よく思う様になってきました。

 まあ、肉体的に今の左臀部の肉離れで走れ無くて鈍り切ったこの体では絶対無理ですけど。

 6月いっぱいは走るのは止めて7月から走るつもりです。

 まあ、ケツの状態を見ながらになるので走れるか走れ無いかは分りませんけど。